創業者、清水裕之は宮崎県の小さな電気屋で生まれ育つ。店の仕事を手伝いながら両親に買ってもらったテレビゲームに夢中になり、それがプログラムで動いていることを知り、自分でも世の中に面白いものを届けたいと思うようになる。

電機メーカーに勤めていた叔父からパソコン（MSX）を譲り受け小学生でプログラムを始める。パソコンと言ってもキーボードをテレビに繋げただけのような代物で、当時は記録媒体すらなく電源を落とすたびに最初から作り直しの毎日。完成するまで諦めず開発した経験は今でも役立つ。

プログラムの専門学校に入学し、卒業後は都内のシステム会社に就職。出向先で販売管理システムを一人で任され、不安を抱えながらも設計・開発・検証を行い納品にこぎつけ、顧客の信頼と大きな自信を得る。

その後は大規模なプロジェクトにも割当てられるが、組織の立ち回りに苦悩し多くの挫折を味わう。数社を転職し成功と失敗を繰り返す中、自分一人でどこまでやれるのかを試すため独立を決意する。

故郷に帰省し「プラミナス」立ち上げ、WEBサービスの立ち上げに奔走する。慣れない営業で案件の獲得に苦労し、組織だから出来たことの多くを実感する。ある日、元同僚から仕事に誘われ、再び上京。個人事業主として多くのシステムを開発し、初心に立ち返る。

知人からの紹介で金融系のシステム会社に常駐し、収益が安定したことで将来を見据え法人化を決意。プロジェクトが拡大する中、自然とメンバーも増え始める。ところが、新型コロナウイルスの影響で状況が一変し、先行きが見えない中で自社単独での案件確保に迫られる。

世界的なパンデミックや社会問題を背景にあらゆる分野で激しい競争の波が押し寄せ、さらに加速しています。しかし、どんな技術も一足飛びに得られるほど簡単な道のりはありません。

私たちが成すべき事は、これまで培った技術の基盤を固め「今」必要とされるものを素早く安定して届けることが大切だと考えています。その上で将来性のある分野にも積極的に取り組み、幅広い要望に答えられるよう挑戦してまいります。